リベラルアーツ・カフェでKAJI FACTORY PARKを訪問しました(報告)
今回のリベラルアーツ・カフェは、KAJI FACTORY PARK(かほく市)を訪問し、施設見学と、カジグループの梶社長にビジョンについてのお話を伺いました。
<テーマ> VISION ~ありたい姿から考える~
「KAJI FACTORY PARKを見学して、梶社長のビジョンを聞く」
<場所> KAJI FACTORY PARK
<日時> 2025年11月16日(日)
15:00 KajiFactoryPark エントランスに集合
15:00~15:45 ごあいさつ&見学ツアー
15:45~16:30 お買い物&カフェブレイク
16:30~18:00 梶社長によるトークセッション&ディスカッション
参加者:会員13名、一般5名 =計18名
見学ツアーでは、カジレーネ・KAJI FACTORY PARKプロジェクト長の砂山徹也さんにガイドをお願いしました。
ツアーは屋外の施設からスタートしました。当日は天気が良く、高台にある施設からは白山や立山まで見渡すことができました。庭は一般にオープンにしているパブリックスペースで、プラントハンター・西畠清順さんが造園。イタリアの樹齢約1000年のオリーブなどの植栽があります。エントランス手前にあるオブジェは、建築家で陶芸家の奈良祐希さんがデザインしたパブリックアートで、開設時の従業員数と同じ331本のカーボンワイヤーで作られています。
ファクトリーの二階には、繊維の特徴や製造方法などを学ぶ展示があり、工場を見下ろすことができるスペースが続きます。24時間稼働する織機が数百台並ぶ壮観な生産現場を窓越しに見学できるほか、現場の音や湿度、匂いが体感できるように窓のないライブビューイングのテラスもありました。
施設には自社製品を使ったバッグなどの「TO&FRO」と、ファッションブランド「K-3B」の旗艦店が併設。北陸の商品を扱うセレクトショップや、地元食材を生産者の解説と共に提供するカフェ・レストランもありました。
続いて行われたトークセッションでは、カジグループ社長の梶政隆さんからお話を頂きました。
下請け中心の産業構造からの脱却を狙い、テキスタイルブランドの「KAJIF」と、製品ブランド「TO&FRO」「K-3B」を立ち上げ、戦略的プライシングによって収益を上げる施策を実施してきたと、同社の事業戦略の説明をされました。
KAJI FACTORY PARKについては、当初の工場建設計画はコロナ禍を通じて全面的に見直す判断をし、浦建築研究所に依頼して「人が集まる場所」として再計画。現在のファクトリーパークに至ったそうです。オープンな工場にして地域活性化、産業観光としての役割を持たせ、イノベーションハブとしての機能も狙ったということで、世界的にも事例があまりないこともあり、名だたる海外のファッションブランドなどの見学が後を絶たないそうです。
これらの大胆な施策について梶社長は、「日本の繊維業界を強くしたい、自社の社員を幸せにしたいという思いで、とにかく行動し続けている」と話されていたのが印象的でした。










