第63回リベラルアーツ・カフェ「デザインとアートの境界を探る」

今回のリベラルアーツ・カフェは「デザインとアートの境界を探る」と題して、金沢工業大学で五十嵐威暢アーカイブ見学とキュレータートークを行います。

しばしばデザインは課題解決、アートは問いであると言われます。しかし両者の領域は拡大をし続け、近年ではその境界もあいまいになりつつあります。今回のリベラルアーツカフェではデザイナーでアーティストである五十嵐威暢さんの作品アーカイブを運営する金沢工業大学を訪問し、キュレーターの野見山さんにお話しを伺います。どこか建築的にも感じられる五十嵐威暢さんの作品は、グラフィックデザインからプロダクトデザイン、更には彫刻の世界へと自在に領域を越えています。今回は氏の作品を通じて、デザインとアートの境界を探ってみたいと思います。
五十嵐威暢アーカイブ https://igarashiarchive.jp/about/

日時:2024年4月20日(土)
12:50 ライブラリーセンター1Fで受付後2Fに集合
13:00-14:00 五十嵐威暢アーカイブ見学会(オフライン)
今回は特別に会議場にある木村雨山のタペストリー(映画館の緞帳だった作品)も見せて頂けます。
14:00-15:00 キュレータートーク(オンライン配信予定)
終了後は各自で館内ライブラリーで見学やレコード鑑賞などができます。

場所:石川県野々市市高橋町22-7-1
金沢工業大学ライブラリーセンター2F 五十嵐威暢アーカイブ
(ランドマークになっているタワー棟です/駐車場は正門を入った右側奥にあります)
参加費:無料

お申し込み:https://forms.gle/aWhgGLS9GpH8jBHm6

お問合せ:入江 toruirie@nifty.com

ゲスト略歴:野見山 桜
パーソンズ・スクール・オブ・デザインでデザイン史とキュレトリアルスタディーズの修士号を取得。東京国立近代美術館勤務を経て、デザイン史家・デザイン研究者として、展覧会の企画、書籍・雑誌のテキスト執筆、翻訳などを行う。最近の仕事に『Igarashi Takenobu A to Z』(Thames & Hudson、2020年)、展覧会『DESIGN MUSEUM JAPAN:日本のデザインを集める、つなぐ』(国立新美術館、2022年)などがある。五十嵐威暢アーカイブ(金沢工業大学)の設立に携わり、現在は学芸員を務める。女子美術大学/東北芸術工科大学/多摩美術大学非常勤講師。