ドイツ最先端のサスティナブル建築ベルリン・フンボルトフォーラムの取組み シンポジュウム及び記念茶会

金沢市在住の建築家と工芸作家が共創し、国際コンペティションを勝ち抜き、完成した「忘機庵―ゆらぎの茶室」。この茶室が収められている、ベルリン国立アジア美術館が入るフンボルトフォーラムは西洋では最大級の文化複合施設であり、ベルリン王宮を外観復元した建築のデザイン的評価とともに、様々なサスティナブルな建築的試みに挑戦した建物でもあります。

今回、このフンボルトフォーラムの建築を統括し、忘機庵の担当でもあったヘグナー氏を迎え、有識者や茶室制作、運営に関わった方々もお招きしたシンポジュウムを金沢21世紀美術館で開催します。第一部では、フンボルトフォーラムにおける様々なサスティナブル建築への取組や、日独の建築における環境への取組を紹介し、今後のサスティナブル建築のあり方について考えます。第二部では、忘機庵の展示までの道のりやその意義、現在の使われ方や来館者の反応などについて共有します。また、同日、美術館に併設する松涛庵にて、「忘機庵―ゆらぎの茶室」を監修した奈良宗久氏が席主の記念茶会も開催いたします。

<講演会・パネルディスカッション>※同日通訳有
日時:2024 年 10 月 18 日(金)第一部13:30-15:30 第二部16:00-18:00
各回定員 70 名 要事前申込(無料)
場所:金沢 21 世紀美術館シアター 21(金沢市広坂 1-2-1)
申込:uraken@uraken.co.jp / ℡076-261-4131

Ⅰ部 「サスティナブルな建築技術」
・Hans-Dieter Hegner 氏(フンボルト・フォーラム財団理事)
・Manfred Rauschen 氏(エコセンター NRW 代表取締役)
・八木 尚太朗氏(国立研究開発法人建築研究所 建築生産研究グループ研究員)
・手代木 純氏(金沢工業大学建築学部教授)

Ⅱ部 「サスティナブルな展示活動忘機庵—ゆらぎの茶室」
・Hans-Dieter Hegner 氏(フンボルト・フォーラム財団理事)
・浦 淳氏(株式会社浦建築研究所代表取締役)
・奈良 宗久氏(裏千家今日庵業躰(正教授方))
・菅井 暢子氏(茶道裏千家淡交会ベルリン協会会長)
・中村 卓夫氏(陶芸家)

<日独交流記念 平和の茶会 「融和と寛容」>
茶会席主:奈良宗久(裏千家今日庵業躰(正教授方))
日  時:2024 年 10 月 18 日(金)
12:00-/ 12:40-/ 13:40- /14:30-
場  所:金沢 21 世紀美術館「松涛庵」
会  費:5,000 円
定  員:各回20名
申  込:076-261-4131

詳細についてはフライヤーをご参照ください。
ベルリンフライヤー表
ベルリンフライヤー裏