第3回 金沢まち・ひとサロン「工芸建築を語る 其の二」2015年9月27日(日)開催

「工芸建築」とは、建築をいわばひとつの工芸作品として考えてみる試みです。歴史的に見れば、建築は工芸技法の神髄が集められた総合的な空間作品であった時代もありましたが、近代化の中で建築におけるそういった工芸的作品性は薄れていきました。金沢まち・ひと会議では、現代における新たな建築作品の可能性、新たな工芸の展開可能性として、素材・技法・空間スケールという視点から「工芸建築」という概念を議論しています。

前回の金沢まち・ひとサロンでは、「工芸建築とはなにか」という概念的議論を行いました。今回は「工芸建築は産業となりえるか」というテーマで、地域価値・資産価値の向上と、工芸の振興という両側面から、工芸建築の現代における経済的持続可能性を議論します。とくに不動産業、建築市場におけるオルタナティブな価値創造という視点から、地域のプラットフォームとしての可能性を持つ「シェア型複合ホテル」となる橋場町の現場で、そのプロジェクトを手がける株式会社リビタの常務取締役である内山博文さんも参加し、金沢における工芸建築を考えていきます。

工芸建築を語る 其の二 工芸建築は産業となりえるか
日 時/2015年9月27日(日) 18:00-20:00
場 所/旧仏壇センタービル(金沢市橋場町3-18)
参加費/1,500円(1ドリンク付き)
定 員/40名(事前予約制)
主 催/金沢まち・ひと会議
後 援/NPO法人趣都金澤
協 力/株式会社リビタ
申 込/こちら >>      http://goo.gl/forms/FgVwuMtX58

《話題提供者》
内山博文(ゲスト)|株式会社リビタ常務取締役
小津誠一|建築家
安江雪菜|まちづくりプランナー
佐無田光|金沢大学教授
内田奈芳美(司会)|埼玉大学准教授

[同日開催]
13:00~17:30 橋場町シェア型複合ホテルプロジェクト交流会(主催:株式会社リビタ)
こちらのイベントの詳細は→www.rebita.co.jp/event/e133

金沢まち・ひとサロンとは……街角サロン風の気楽な雰囲気で、まちづくり・ひとづくりについて意見のある仲間が集まって、明日の金沢のあり方を議論するオープンな場所づくりの試みです。
今回は、株式会社リビタ常務取締役の内山博文さんをゲストにお迎えします。また、リビタさんの協力のもと、会場はシェア型複合ホテルとなるスケルトン状態の橋場町の旧仏壇センターにて開催します!ご興味のある方はぜひご参加ください!!