趣都金澤フォーラム2008「北陸発、新しいアートポリスのカタチ」
- 日時
- 平成20年5月10日(土)14:00~16:30(開場13:45~)
- 場所
- 金沢歌劇座(金沢市観光会館) 2階大集会室
- 定員
- 150名(入場無料)
- 主催
- NPO法人趣都金澤
- 後援
- 石川県、金沢市 他
- プログラム
- 第一部 趣都金澤の政策提言・事業報告・事業計画 発表
第二部 クロストーク「北陸発、新しいアートポリスのカタチ」
話者:伊東順二氏(富山大学芸術学部教授)、秋元雄史氏(金沢21世紀美術館長)
聞き手:浦 淳(NPO法人趣都金澤理事長) - お申込み
- 参加ご希望の方はメールかFAXにてお申し込みください
FAX送信先 076-223-1251
Eメール送信先 syuto-info@uraken.co.jp - 問合せ先
- 趣都金澤事務局(℡ 090-9692-3231)
去る、5月10日(土)金沢歌劇座において趣都フォーラム2008~真に世界発信できる金沢を目指して~が開催されました。当日は天候にも恵まれ、110名を超える方々にご来場いただきました。当日ご来場いただいた方々には厚く御礼申し上げます。 平成19年度の定時総会の後開催された趣都フォーラム2008~真に世界発信できる金沢を目指して~では、バイオリニストの斎藤アンジェ玉藻さんのオープニングアクトで開会し、これまでの趣都金澤の取り組みや今年度の活動計画が発表されました。その後、政策策定コアグループによる政策提言Vol.1が発表されました。
休憩の後、浦理事長の進行で始まったクロストークでは、元 長崎県立美術館館長、現 富山大学芸術文化学部教授の伊東順二氏と、元 地中美術館館長、現 金沢21世紀美術館館長の秋元雄史氏に「北陸発、新しいアートポリスのカタチ」をテーマにお話をしていただきました。
秋元氏は自身のアートプラットフォーム構想で『外へ出る』をテーマに若手アーティスト支援に力を入れ、金沢のまちをアートで活気づけるべく活動を展開しておられているということでした。また、伊東氏は「こころ」をテーマに音楽、演劇、美術文学等を関連付け『こころの文化』構想や様々なプロフェッショナルとの共働で開かれた美術館構想等、実践してこられた活動内容を映像等で紹介していただきました。「県外出身者であるお二人の金沢、石川、北陸に対する思いは」という浦理事長の問いに対して、伊東氏は「古い時代の文化圏であり、日本とは何かを考えるエリア。それが北陸であろう。」と、また、「金沢人のプライドがなえてきているようにも思える。金沢国家主義を目指し、もう一度自信を持ち直してはどうか。」ということでした。秋元氏は「新しいものを切り開くのもいいが~再生~をキーワードに金沢の古き良きものをもう一度活かすことが大切ではないか。」と、「文化には垣根がなく、国際的にも平和的に連携していきやすい芸術文化で開放し、新しい連携、関係付けで美しい価値を生み出していただきたい。NPO趣都金澤さんのような活動が関連付け役として今後必要性を増していくのではないでしょうか。今後また連携し一緒に活動していけるといいですね。」とのありがたいお言葉をいただきました。