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かなざわベイエリアモニターツアー 河北潟編

日時
2015年5月23日(土)13:30~17:00(懇親会17:15~)
集合場所
勝崎館 駐車場(石川県河北郡津幡町字庄イ2-1)
予定コース
ハーブ農園ペザン・金沢大地(有機農)・ホリ牧場・メタセコイア並木・八田與一生家・うみっこらんど七塚(海と渚の博物館)・西田幾多郎記念哲学館 他
お申し込み
ご参加の方は、5月8日(金)迄に必要事項を明記の上、事務局へFAXにて返信下さい。FAX 076-223-3581
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「かなざわベイエリア」は、金沢の都心軸終端に位置し、金石・大野・金沢港・粟崎・内灘・内灘砂丘・河北潟まで連接した地域として、人々の「感性」「知性」に響く「奥深さ」や「情緒」ある景観や文化を持ち、歴史的には、北前船貿易を通して金沢の経済の要となった。かなざわベイエリアの歴史、現状と課題を知り、新旧文化の融合する地域の魅力発信と、中長期的なまちづくりに繋げることを目的にツアーを開催する。
内灘砂丘が日本海と隔てる「河北潟」は、県央に位置し、金沢市、津幡町、内灘町、かほく市に跨る。延宝元年(1673年)加賀五代藩主前田綱紀に始まった新田開発の干拓事業は、嘉永2年(1849年)死魚中毒事故を伴う「銭屋五兵衛埋立て工事疑獄」で一族が滅亡する事件で有名である。北前船の海運豪商、銭屋五兵衛の加賀藩への莫大な献上金を条件とした密貿易と政治情勢に起因した抹殺である等、諸説紛紛ある。民俗学者、宮本常一の『忘れられた日本人』には、「朝鮮人参密貿易の大将。加賀の銭屋か銭屋の加賀か、加賀一番の大金持ち。大きな廻船問屋で、対馬の役人の目をかすめ朝鮮へ」とある。北前船交易、藩営商業、新田開発へと企てる先見の明は、江戸後期の鎖国下で葬り去られる。銭屋五兵衛牢死の翌年、ペリー来航、開国前夜のことである。
干拓事業は、昭和28年(1953年)起工、昭和60年(1985年)までに国営事業として完工した。汽水湖(海水と淡水)河北潟は、ウナギ、ワカサギ、シジミなどの漁場であったが、干拓後、淡水湖となり、大豆や麦、野菜、果物、花、ハーブなどの栽培や酪農地であり、ハクチョウを始めとする渡り鳥の宝庫となっている。